よしかぜ家では、私達夫婦が共働きであったために、あまり子どもの勉強を見てあげる時間が取れずに、トータルの勉強時間は限られていました。
ですから、限られた時間で、いかに効率的に成果をあげるかが合格のカギになると考えたのです。
効率的な勉強法に関しては、多くの書籍において書かれていましたが、そのほとんどが、もっと高学年の受験生向けや、大人向けのものです。
こうした内容が、幼稚園児にも、効果があるのかどうか分かりませんでしたが、とりあえず家にある本の内容を試してみることにしました。
その本というのが、「出口汪の「最強!」の記憶術: 脳科学による世界一無理のない勉強法」です。
結論から言うと、本に書かれた内容を自分たちに合ったやり方で実践してみると、かなり効果があったと感じています。
今回の記事では、出口先生の勉強法の具体的な実践方法をご紹介します。
エビングハウスの忘却曲線
本の最初に登場するのが、エビングハウスの忘却曲線です。
これは、どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、人間の脳は、覚えたすぐ後から、その内容を忘れていくというものです。
その忘れていく割り合いを表現しているのが、このエビングハウスの忘却曲線です。

エビングハウスの忘却曲線によると、物事を覚えて、その後何もしないと、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れてしまうと示されています。
そこで、まだ記憶が残っているうちに、繰り返し学習し、記憶を定着させなければなりません。
出口先生の書籍の中では、英単語の記憶などで説明をされていましたが、様々な問題の解き直しにも、通用する考え方です。
この書籍の考え方を基に、我が家では以下のように、勉強のタイミングを設定しました。
(1)30分から1時間くらいプリントをやるとしたら、最後の5分から10分は、それまでやった部分を振り返り、特に、間違った問題の解き方などをしっかりと確認して終わります。
(2)次の日、勉強を始める時には、前日やった部分を振り返りながら、間違った問題をもう一度確認して、覚えた解き方、考え方がしっかりと定着しているかを確認します。
(3)さらに、3回目の復習のは、1~2週間後に行い、定着状況を確認します。
以上のような感じです。
うちの子は、3回もやれば、だいたい解き方を覚えて、その記憶もしっかりと定着していましたが、3回目も、間違ってしまうような問題は、その後も徹底的に繰り返しました。
出口先生もおっしゃっていましたが、中途半端にやって、記憶が定着せずに忘れてしまうのは、非常に時間がもったいないです。
覚えると決めたものは、しっかりと定着するまで、やりきることが大切です!
好きこそものの上手なれ
本の中では、その他にも、物事を覚えたり、習熟するために大切なことを書いてあります。
それは、覚えたいことに対して、興味を持つことです。
これも当たり前のことですが、意識的にしっかりやると、成果が変わってきます。
我が家では、プリントの問題の内容を、身近な状況に置き換えて考えたり、実際に、サイコロやコイン、折り紙などを使って、考えたりすることで、子どもの興味が沸き、理解しやすくなりました。
きちんと、考え方が理解できると、解き方をそのまま丸暗記するよりは、記憶が定着しやすく、簡単に覚えていられます。
うちの場合は、ホワイトボードを利用することも、問題に対して、子どもの興味を引き付ける良い方法となっていました。
これは、まさしく「好きこそものの上手なれ」ですよね。単なる詰込みは、完全に非効率です!
基本(軸)をまず抑える
もう一つ、我が家で役に立った考え方は、基本をまず抑えるということです。
プリントでは、色々な種類の問題がでてきますが、解き方や、考え方で分けると、いくつかに分類することができます。
そして、分類した問題には、基本となる考え方があるので、まずは簡単な問題を使って、その基本をしっかりと抑えることが必要です。
基本の問題ができていないのに、それを少しひねった問題などは、絶対に解けません。
逆に、基本問題がしっかりとできるようになれば、その応用問題も、意外と早く理解できるようになります。
ですから、親の役割としては、出てきた問題を分析して、その基本となる問題がどれなのかを把握し、適切なタイミングで与えてあげることが必要です。
これは、結構手間がかかるのですが、我が家では、子どもがつまづいたときには、基本問題を何度も解き直しをして、しっかりとポイントとなる基本を定着させるようにしました。
このように地道に定着させることが、結局は、一番効率的な勉強スタイルだと感じました。
まとめ
以上、今回は「出口汪の「最強!」の記憶術: 脳科学による世界一無理のない勉強法」を基にした、よしかぜ家での勉強スタイルをご紹介しました。
今の世の中は、脳科学から得られた成果を生かし、効率的に勉強する時代です。根性や努力といったやり方では通用しません!
我が家で試してみた結果、これは大人に限らず、保育園児にも十分に使える内容です。
また、この経験は小学校受験のみならず、小学校に入ってからも、役に立つ勉強法になりますので、ぜひ一度、脳科学を利用した勉強法をチェックしてみてください。


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