子どものやる気、集中力を高める、よしかぜ家のご褒美システムを完全解説

親子が笑顔でご褒美システムのボードにシールを貼る様子。「子どものやる気、集中力を高める よしかぜ家のご褒美システムを完全解説」というタイトル入りのアイキャッチ画像。 勉強

我が家では、勉強に対して、子どものやる気、集中力を高める目的で、ご褒美を与えていました。

具体的には、プリント1枚を間違いなく完璧に出来たら、抽選券が1枚もらえ、それでくじ引きができるというものです。そして、くじ引きで当たりが出ると、お菓子がもらえます。

元々、ご褒美のような外発的な動機付けは、あまり良くないと知っていたので、そのようなことはしないつもりでしたが、「」という本の中で、???という塾では、ご褒美にお菓子を使って上手くいっているという記述を見つけて、考えを変えました。

結果として、我が家でのご褒美システムは、子どものやる気や集中力を高めるのに大いに役に立ち、お陰で、しっかりと毎日の勉強時間を確保することができました。

今回の記事では、よしかぜ家のご褒美システムの具体的な内容を紹介します。

くじ引き抽選券がもらえる

我が家のご褒美のあげ方は、基本的には、プリントをやって、一区切りが間違いなくできれば、くじ引きができる抽選券がもらえるというものです。

初めは、プリントをやるだけで1枚抽選券がもらえるとしていましたが、途中で、「間違いなくできたら」ということにしました。

単に「1枚終わらせる」とすると、プリントに対する真剣みが薄れるところがあったので、全問正解した場合にご褒美がもらえるということにしました。

これが、私が段ボールで作った抽選箱と、抽選券、くじ引きです。抽選券とくじ引きの紙は、インターネットで無料で使えるものを探して印刷をしました。

もっときれいに作ればよかったのですが、限られた時間の中で、最低限の工作です…

ところで、なぜ「全問正解したら、お菓子を一つもらえる」にしなかったかというと、うちの子は、ゲーム性がある方が、圧倒的に楽しめることが分かっていたからです。

単に、お菓子がもらえるだけだと、そこまでやる気を引き出せていなかったと思うし、それこそ、完全な外発的な動機となってしまいますよね。

サイコロ当たりを追加

しばらくは、普通の「あたり」と「はずれ」だけのシンプルなくじ引きでやっていました。

これだけでも十分に、しっかりとプリントをやってくれてはいましたが、少しずつ最初の盛り上がりが無くなってきているのも感じました。刺激に慣れてしまった感じでしょうか…

そこで、次の段階として、くじの中に「大あたり」と「サイコロあたり」を追加することにしました。

「大あたり」は、お菓子3個分の当たりで、「サイコロあたり」というのは、サイコロを振って、出た目の数だけお菓子がもらえるというものです。

この2つを追加すると、うちの子は、ますますやる気を出して、プリントに取り組むようになりました。やっぱり、ゲームのような楽しい感覚がある方が、我が家には合っていましたね。

ついでに運動練習も取り入れる

もっと楽しいゲームのようにできないかを考えていたときに、くじ引きに運動練習を取り入れることを試してみました。

具体的には、「クモ歩きあたり」「クマ歩きあたり」「アザラシ歩きあたり」というものを、新たに作りました。

例えば「クモ歩き」の場合は、リビングをクモ歩きで1周すると、お菓子が1個もらえるというルールです。

この新たな3つの当たりも、我が家では大ヒットでした!

こういったイベント的なものが関係すると、プリントは単なる勉強時間ではなく、「プリント+くじ引き」で、楽しい遊びのような感じになっていたのだと思います。

また、クモ歩き、クマ歩き、アザラシ歩きは、小学校受験では必須の運動となるので、楽しく運動練習もできるということで、一石二鳥ですよね!

その他の思考錯誤は?

その他にも、色々と面白い「くじ」を追加してみました。良かったものもあれば、あまりうまくいかなかったものもあります。

例えば、「お菓子を1つ取られる」というくじを入れたときは、子どもには、かなり不評でした…

その他、子どもに、好きな「くじ」を作らせるというのもやってみましたが、「お菓子10個あたり」や「サイコロ10回あたり」など、無茶苦茶なものを作ったのでボツになりました…

でも、こうした子供と一緒に色々と考えること自体は、受験を楽しく乗り切るのに、大変良い試みだったと思います。

やっぱり、親から押し付けられた勉強を嫌々続けるようでは、子ども自身の内面からやる気は湧き上がってはきませんよね。

まとめ

以上ここまで、くじ引きを使ったよしかぜ家のご褒美システムのを紹介してきました。

これは、あくまでうちの子に合ったやり方なので、同様なご褒美の与え方が、全てのお子さんに上手く機能するかはわかりません。

しかし、我が家で、ご褒美システムを採用してみて、ご褒美をあげることが悪いことだとは感じませんでした。

上手にご褒美をあげることで、子どものやる気を引き出し、勉強や運動練習、または、受験自体を楽しめるようになる可能性が十分にあると思っています。

ご褒美の内容や与え方は、子どもの個性や各家庭のポリシーによると思いますので、よしかぜ家のご褒美システムを参考にしながら、一度考えてみてはいかがでしょうか。

コメント