Maisy Goes to Hospital

メイシーちゃんが怪我をして入院してしまいました!

メイシーちゃん,絵本,英語,病院

Maisy Goes to the Hospital: A Maisy First Experience Book

 

お話の流れ

お話は、メイシーちゃんがチャーリーとトランポリンで遊んでいるところから始まります。

 

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これですぐに予想がつくと思いますが、メイシーちゃんはトランポリンから落ちて足を怪我をしてしまいます。そして、病院で足のレントゲンを撮影してみると、骨折していることがわかり、1日病院に入院することになったのです。

 

いつもはあまりネガティブにならないメイシーちゃんですが、入院して家に帰れないということで、この時ばかりは少し心細くなってしまいました。でも、病室ではロバのDottyという新しい友達ができたり、次の日の朝には、いつもの友達がお見舞いに来てくれたりしたので、結局は、この入院生活も楽しく過ごすことができたのです。

 

最後に、お医者さんから注意事項を聞いたり、看護師さんから松葉杖の使い方を習ったりして、退院になりました。家に帰るときには、またチャーリーが迎えに来てくれて、Dottyに別れを告げて話が終わります。

 

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子供の反応

病院に行くというのがあまり楽しい出来事ではないせいなのか、うちの子供はそこまで楽しめていないようです。読み始めた最初の頃に、「メイシーちゃん、トランポリンから落ちて足が痛いんだって。」と言うと、子供は少し悲しそうな顔をしていました。それに、骨折をしてギブスをするということや、松葉杖を使うということが、小さいうちはどういうことなのかわからないようです。

 

病室で、Dottyと友達になったり、TallulahやCyrilがお見舞いにきてくれた状況の雰囲気は楽しそうに見ていましたが、それでも「お見舞い」というものをきちんと理解できていないと思います。少し大きくなって、入院を経験したお子さんであれば、もっとこの本の状況を理解しやすいのかもしれませんね。

 

表紙にも「First Experiences Book」とあるように、この本は、無邪気に楽しむというよりも、年齢が少し上がってから、病院や入院がどういったものかを知るために使用するのがいいのかもしれません。

 

本の中の英語

plaster cast(ギブスの包帯)、cratch(松葉づえ)といったあまり普段使わない単語も少し登場しますが、その他は、読み聞かせの際に困るような単語はありませんでした。

 

本の最初で、メイシーちゃんがトランポリンで飛び跳ねていて、怪我をしてしまうんですが、その飛び跳ねるは「bounce」と表します。うちの子はよくソファーで飛び跳ねるときに、「bounce」と言いながら飛び跳ねているので、この本のおかげで覚えたのだと思います。

 

その他、「入院する」は、簡単に「stay in hospital」と表したり、「面会時間」は、「visiting hours」だったりというのは、大人の私も勉強になりました。


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